2021年8月24日火曜日

3incケーパーフィン





3incケーパーフィンも出来た。

やや長めで細身のブレードは、釣りなどにいいんじゃないかと思ってる。日常家の中で、ちょい使いにもいい様に思う。


ブレードは3.5㎜厚のRWL34を、背側を抜いて実質2.8㎜厚になっている。高温焼き戻しで靭性優先の熱処理にしてある。

真鍮ヒルトにレッドリネンマイカルタのハンドルの組み合わせ。このパターンは自分は気に入ってる。スペーサーは薄い黒を入れた。


これのシースはシンプルにシングルステッチにした。細身の本体に合ってると思う。

このモデルも自分では結構気に入ってる。ラブレスっていいよねw
 

3.5incドロップ





3.5incドロップ出来た。


ブレードは3㎜厚の銀紙3号を使った。日立安来の刃物鋼だけあって、なかなかいい鋼材だ。

ドロップはセミスキナーから比べるとちょっと癖があって、あまり汎用性はない。しかし狩猟で使いこなせると、とても便利に感じる。4incもいいけど、3.5ncが本州の鹿猪には使いやすい様に思う。

逆に小さくなるとドロップ本来の機能を出しにくくなる。3incぐらいになるとドロップのデザインは難しいんだよな・・・


ヒルトはニッケルシルバー。ハンドルはUltrexのマルーンリネンにエビ茶色の薄いスペーサーを入れた。

Ultrexは次世代素材という事だが、加工性や仕上がり、質感とも、通常のマイカルタとほとんど違いがなかった。



 シースは普通にダブルステッチで。

ドロップっていいよねw

2021年8月11日水曜日

この時期の楽しみ

奥多摩越えて塩山に行ってきた。

コロナの事もあって、このところ遠出刷る機会もなく、カブトムシに乗るのは約11か月ぶりだった。

昨日車庫から出したら路上でエンストしてしまった。さすがに長期間放置してたのでガソリンが駄目になってた様だ。給油したら復活したw


山梨の塩山でソルダムと桃を買ってきた。いつもこの時期に行く農家さんで、出荷できない物を特価で売ってもらってる。

桃は「硬くて歯応えのあるのちょうだい」と言ったら、リンゴみたいに硬いのくれた。しかしこれがまた美味いんだなw


ソルダムはジャムにする。酸味があってジャムにはちょうどいい。出来上がりの色も、鮮やかな紫色でいいんだよな。

今年は出来がよかったらしく、今まで見た事ないぐらいに実が大きかった。(3個で大体500gだった)


ソルダムって皮が緑色であまり冴えないけれど、切った実は鮮やかな紫色なのが面白い。

種離れはよくないけれど、削ぎ切ってやればいい。


ソルダム3.5㎏にグラニュ糖は1.3㎏の分量にした。酸味が足らない時はレモン汁を入れるが、今回はある程度酸味があったので入れなかった。


煮えてくると灰汁が大量に出てくる。


丁寧に灰汁を取ってくと煮汁の透明感が出てくる。実も煮崩れてちょうどよく出来た。



 湯煎したビンに詰めていく。

ソルダムのジャムは独特の味わいがあって好きだ。毎年この時期の楽しみでもあるw


2021年8月8日日曜日

2incセミスキナー

2incセミスキナーが出来上がった。

ハンドルはグリーンキャンバスマイカルタにエビ茶色の0.3㎜厚のスペーサーを入れた。
ヒルトはニッケルシルバーで、ソングホールのパイプは真鍮。
インチサイズのラブレスボルトを使っているが、この大きさでも意外といいんだな。

ブレードは3㎜厚のATS34を使った。僅かに削り抜いて、実質2.7㎜程度になっている。
たまに使うとATS34というか、日立安来の刃物鋼って、いいものだなあと思う。

無駄にトリプルステッチだけど、案外これも悪くない。


 猪捌く時は脂を肉になるべく残す様に皮を剝ぐが、そういった時ってなるべく小さいナイフがいい。

そんな用途に2incセミスキナーはいいんやないかと思ってる。
単なるミニチュアではないんだなw