2026年9月24日木曜日

ブローニングBLRの改良


ブローニングBLRの命中調整。三回分の射撃の記録。
先ず一回目。100mを委託で5発撃つ。
弾は308のノルマの射撃用fmjの150グレイン。スコープはビクセンの1-8×25を8倍で狙う。的の赤い点がレチクルの中心の点と重なると、ほぼ同じ大きさに見える。ドットは点灯させない。

最初の3発はいいとこに当たる?
あとはかなりバラつく・・・
 

的紙替えて同じ撃つ。やはりバラつきが大きい。

銃身の過熱に注意していたつもりではあるのだが・・・


帰ってきて色々考えた。
バレルバンドかかなりキツく留まっていて、これが影響してるのでは?
温まると銃身が微妙に伸びて引っ掛かるのかもしれない。

バレルバンドはピン留めされているので、打ち抜くと外れる。片方がローレットがあるので、こちら側に2.5mmのピンポンチで抜いた。多分1/10インチなのだろう。

先台の先端は微妙にフローティングになってた。

バレルバンドの内側を見ると微妙に銃身と当たっていたのが分かる。

当初先台と機関部の間に2mm程度のアルミ板を挟んで、バレルバンドの位置を銃身の先側に移動すればいいかと考えた。銃身はテーパーになっているので、幾分隙間が出来るはずだ。
しかし現物で検討すると、銃身のテーパーは小さすぎて思ったほど隙間ができない。
面倒くさいのでバレルバンドの内側を削る事にした。

バレルバンドは鉄製なのかと思ったらアルミで出来ていた。削ってみると銅メッキの層が出てきた。メッキを何層かして黒染めしてるらしい。
機関部のアルミも単なるアルマイトではなく、メッキ処理によるものなのかもしれない。
そういえばステンレス銃身の銀色のモデルは機関部がニッケルメッキなんて海外のサイトには書いてあったが、それは本当なのかもしれない。

ガリガリ結構けずった。アルミなので案外簡単w

ついでなので先台のクリアランスも少し大きくする。
銃身にペーパー巻いて削った。

こんな感じか。

一応フリーフローティングなのか?

バレルバンドのピン穴が下寄りにあいていて銃身とのクリアランスが今一なので、ヤスリで長穴にして調整した。

とりあえず千円札が通る程度にしてみた。

二回目の射撃。
台風の中えらい雨だった。

前回と同じ様に委託で100mを5発。
ん~、やはりバラつく。
前回3発がいいとこ当たってたのはたまたまなのか?
バラつくもののバラつきの傾向はやや小さくなった感じはする。

バレルバンド外したらどうなる?
試しに外してみた。

バレルバンド外して5発撃つ。
纏まりが良くなった。バレルバンドがまだ影響してるのか・・・

さらに先台外したらどうなる?

先台外して5発撃つ。
バラつきが大きくなった。
何でだろ?と思ったが、多分レストが銃の重心位置になってしまい、回転モーメントが掛かりやすくなったのだと思う。

帰ってからバレルバンドの内側を観察してみると、いくらか銃身が当たった跡があった。

バレルバンドの内側をさらに削り込んだ。
0.5mmの厚紙が軽く通る程度まて隙間を広げた。

先台の隙間も見直した。全体で厚紙が軽く通る様にした。
先台は構造上ネジの締め込みだけでは回転しやすいので、先台と機関部の間の接触面にスーパーXを塗布して組んだ。エポキシで接着するよりは後で剥がす事もできてよかろう。バレルバンドも取り付けにガタがあったので、スーパーXを塗布して付けた。

バレルバンド周りの隙間は0.7~0.8mmってところだろうか。ここまで隙間があると先台の固定に問題出ないかと思ったが、先台自体がそれなりに剛性があるのでそもそもバレルバンドが無くても問題ないのかもしれない。

よくよく考えてみると銃床も機関部からの細い鉄棒で引っ張られて固定されている。先台も基本的には同じなんだな。バレルバンド無いとカッコ悪いし、万が一の規制にもなるので付けておくw

懸案だったスリングを取り付けた。

先台にスタッドを打つのは嫌だったので、専用の取り付け金具をイギリスから取り寄せた。
アメリカ製なのにヨーロッパ経由でないと個人では入手で来ないのが困ったものだ・・・

銃床にもスタッド付けるのは嫌だったので、革細工で作ってみた。

当初はもっと簡単の作りのはずだったが、現物合わせでやってたら次々と補強が必要になって、出来上がったらなんだか大袈裟なものになってしまった・・・

これまでの射撃の結果から見て下寄りに着弾していたので、上に8クリック調整してみた。

三回目の射撃に行った。

同じ様に100mをを委託で5発撃った。
ん~、まだバラつく・・・?

フロントレストが先台の先端付近だった。マズルジャンプが気になったので、レストの位置を先台の中間にして、肩付けと頬付けが甘かった気もしたので注意した。それと先台のボルトの締め込みが強かったので、僅かに緩めた。

そして5発撃った。
最後の5発目は撃った瞬間外したと思ったので、これは除くと、4発はそこそこ纏まった感じはする。
委託とはいえ自分の腕もある。まあこんなところなのかもしれない。

フリーフローティング化はそれなりに効果はあったと思う。
バレルバイブレーションってのも当初は不思議に思ったが、火薬の燃焼による衝撃波は固体である銃身の伝搬は空気中の音速を遥かに超える。
弾頭は0から加速して銃口を出る間に、銃身に伝わる衝撃波は銃口で反射して何往復かするらしい。進行波と反射波で定在波が発生する事になる。
微妙な振動なのかもしれないが、弾頭が射出する間に銃口が何処かに向くので着弾のバラつきになる様だ。
少なくても悪影響のある要素は取り除いておいた方がいい。

BLRはロータリーロッキングボルトとはいえ、嵌合の滑らかさのため工差が若干大きいから、手動で閉鎖するボルト銃ほどの強固さはない。軽量の細い銃身も命中精度には不利だと思われる。
とはいえ精密射撃ではなくあくまでも狩猟銃であるので、これで必要十分なのだろう。軽量で連射が効いて、安全に扱えるというのは大きな利点だ。

ピストルグリップモデルのBLR は先台にバレルバンドがないので、おそらく箱出しでそのまま使うならストレートグリップモデルより命中精度がいいと思う。
テイクダウンモデルは構造上どうしても命中精度は期待できない。銃身内の清掃にはいいかもしれないが、案外分解して運用する事って少ないんじゃなかろうか。

2026年8月12日水曜日

命中調整

 

射撃に行ってきた。BLRにスコープ付けたので命中調整する。

弾は308wのノルマの射撃用FMJの150grを使う。
弾代高くなって困ったものだ・・・

50mを委託で3発撃ってみた。8倍で狙ってみる。
なんかバラつく・・・
やや下よりで、右に着弾する様だ。
スコープ付いたらマズルジャンプしなくなった。バランスよくなったのか?w

レーザーボアサイターだと左右はちょうどよかったので、右に着弾するのが気になった。
委託の机と椅子の高さが合ってなくて、姿勢が今一だった。肩付けがうまくないか?と思い、委託ではなく地べたに座って、膝に肘を掛けた姿勢で撃つ。
3発打ったが、下より右に着弾するのは変わらない。肩付けの問題ではない様だ。

左右は調整前はこの状態。

左に14クリック回す。

上下はこの状態。

上に8クリック回す。

委託で3発撃った。
やっぱりハラつく・・・
ここで気がついた。

一発撃つ毎に銃身の冷却を兼ねて洗矢でフェルトを通して汚れを取っていたのだが、どうもこれが影響してた様だ。ライフリングに油分が付くと命中精度に影響するので乾拭きで清掃していたが、それでも影響するみたいだ。
清掃をやめて委託で6発撃ってみた。纏まりがよくなってきた。そういう事かw
50mなのでもうちょっと纏まってほしいところだが、自分の腕の問題もあるだろうw

ウィンチェスターm94も撃ってみる。 

弾はウィンチェスターの30-30の150gr。
30-30は基本的に猟用しかないのだが、日本だと高くて困ったものだ。アメリカだと色々種類があっていいよなぁ・・・

50mを座って3発撃った
これも一発撃つ毎に清掃してた。でもアイアンサイトじゃこんなもんか?

100mもやりたかったが時間切れ。
また今度にしようw



2026年8月10日月曜日

ソルダムのジャム

 

昨日塩山行ってソルダム買ってきた。

いつもこの時期に買いに行くお店だが、行ったら完売の貼り紙。

ダメもとで寄ってみたら、ソルダムまだ早いけど成ってるから採ってきな~との事。木に成ってるのをもいできた。

早いとの事だったが、十分なよく出来てる。
いつもは熟しすぎてるのをジャム用に買っていたので、まだ実がしっかりしてるのは新鮮な感じw
切れ目入れてひねると種は簡単に取れる。

鍋に入れてグラニュ糖をまぶして煮込む。
ソルダム3.1kgにグラニュ糖は1.6kg使った。

煮込むと灰汁が出てくる。

煮汁に透明感が出てきたら出来上がり。

湯煎した瓶に詰める。
無菌状態になるので、常温ても腐敗せずに長期保存できる。僅かに残る空気で酸化して黒ずむ事はあるが品質には問題ない。
むしろ一年ぐらい置いてた方が熟成されるらしく美味しくなるw

出来上がり~
今年も作れてよかったw

2026年8月8日土曜日

BLRにスコープ取り付ける

BLRのスコープマウントをどうしようかと悩んだ。
ピカティニーレールを付けてその上にリングを乗せるのが一般的の様だが、BLRの308wだとショートアクションになるのでBAR用が使えない。30-06などのロングアクションだとBAR用が使えるらしい。BAR用ならば結構出回っているが、BLRのショートアクション用となるとあまりないらしい。
あとはアリ溝のベースを付けてその上にリングを付ける方法になるが、取り付け箇所が多くなるのは精度や強度的に不利になる。
USAブローニングを見ると直接機関部に取り付ける一体型のマウントリングがある。これはタリーっていうメーカーが作ってる。
他にもDNZってアメリカのメーカーが作ってる前後一体型のものもあった。
タリーとDNZは自社の通販サイトがあったので、試しに日本に発送できないかメールしてみた。どちらも発送可能か調べてみると返事はきたが、その後なしのつぶてで回答は来なかった。なんかアメリカは銃器関係の輸出の規制が厳しくなってるらしい。よくよくアメリカの猟銃関係のサイトを見てみると、何処も国内だけで海外への発送には対応していなかった。
アマゾンでタリーの30mm中間高さが出ていたが、注文してみると業者都合でキャンセルになった。3社ほどアマゾンで試してみたが、何処も駄目だったw

何処かないものかとググっていたらoptics-tradって業者を見つけた。ここは発送先の設定に日本があった。
タリーとDNZも扱っていた。DNZの前後一体型のが欲しかったが、取り扱いがあったのは高さが高いタイプだったので、タリーの方を注文してみた。
在庫はしてないらしく、注文してから一ヶ月以上待てと書いてある。注文が入るとアメリカに発注するみたいだ。

ユーロ表示だったのでヨーロッパの業者という事は分かったが、注文した後によくよく見たらスロベニアの業者だった。スロベニアって何処にある?本当に届くの?・・・
待つ事一ヶ月半、倉庫に入ったので発送するとメールが来た。その間にも何度か「もうちょっと待ってね」みたいなメールは届いていた。案外しっかりしてる。
発送方法がいくつかあって、料金が結構違っていた。よく分からないから中間ぐらいのフェディックスの国際優先便にしてみた。
来るまでの間、追跡を見れて面白かった。イタリア→フランス→中国→日本の順で来たらしい。アメリカからスロバキアに行ってたので、ほとんど世界一周してきた訳だw

 
無事に届いたw
銃器部品と解釈されたら通関通らない可能性もあった。 送料合わせると一万二千円ちょっとだったが、これは賭けだなと思った。どうしても欲しい物だったから、駄目なら仕方がないと諦めるつもりだったw


6000番台のアルミ合金を削り出しで作ってるらしいが、バレル研磨してるのか角がダレて削り出し感が無くなってるw


取り付けに掛かる。
先ずは機関部上部のメクラネジを外す。
これってキッチリ締まってなくてユルユルなんだよな・・・緩んで機関部内に落ちないか心配w


ベースを留めるネジはΦ3.5mm程度しかない。
強度的に微妙だ・・・

仮組してみた。
機関部上部は溝加工がしてある。オープンサイトの時に光の反射を防ぐつもりなのだろう。
機関部とリングベースの接触面は僅かしかない。

ビクセンの1-8×25は調整ダイヤルが前寄りに付いてるので、適正な接眼レンズの位置がギリギリだった。

念のためベース部に金属パテを塗る事にした。BAR使いの凄腕ライフルマンの猟仲間は、レールを接着剤使って固定してると言っていた。
金属パテはコンクエスト。gm8300ってのと同じ物で、いつもはヒルトの接着に使ってる。
エポキシにアルミ粉末が充填されたものだ。機関部とリングベースともアルミ製なので、相性はいいだろう。

ネジにはネジロック剤を塗っておいた。緩み止めよりもネジ山部に水が染み込んで錆び付くのを防ぐため。

30mmの丸棒を使ってラッピングする。
モノタロウで買ったSUJ2の磨き丸棒。1000円のクーポンあったから5千円しなかったw
研磨剤はハルブコンパウンドの細目を使う。
コンパウンドが銃に落ちない様に十分養生しておく。これが結構面倒くさいw

結構当りは均等でない。

ある程度ラッピングして、やっと均等な当りになった。

リング上部も単体でラッピングする。

これも結構不均一・・・

当りが出た。

研磨粉はパーツクリーナーで十分洗い流し清掃する。
これでやっと準備できた・・・

先ずは松脂をテレピン油に溶かす。

機関部の水平出して万力に固定する。

リングの内側に溶かした松脂を塗ってスコープを乗せる。
スコープの水平出してリングのネジを締める。リングの左右の隙間を見ながら均等に締め付ける。

スコープ取り付け完了~
リングは一番低い物を使った。接眼レンズが大きいので撃鉄の操作がギリギリだったが、スコープの目線の高さはちょうどよかった。元々ストックのコムが高めなので、目線はアイアンサイトより狙いやすくなった。
なりよりレールやアリ溝介して取り付けるのと違って、スッキリした外観がカッコいいw
あとは実際撃ってみてだな・・・