2020年12月30日水曜日

角大師様

午後から天気が良くなったので、川越の喜多院に行ってきた。コロナのせいなのか、それともこの時期だからか、思ったより人出は少なかっただった。

念願だった角大師のお札を貰ってきた。豆大師とセットなんだな・・・


自分で書いた角大師と比較。

本物の角大師様はやっぱカッコいいなw


達磨さんも買ってきた。
最初の目は左に入れるんだっけ?・・・ちょっと白目が残る様に塗ればよかったw

めいは大分自宅が慣れてきた。
夜行性で昼間はずっと寝てるが、夜中に一人で家の中を遊びまわっている。
きっと工場の事務所でもそうだったのかもしれない。あんこがいた頃は二匹で遊びまわってたんだろな・・・

 

2020年12月26日土曜日

案外使える

昨日は基準面を削った。


今日は整形。

この前買ったバイスを使ってみた。これ案外使えるなw


口金は硬質ゴムとこの前書いたが、カバーが硬質ゴム製で口金は金属製だった。

意外としっかり固定できる。


整形はヤスリを使う。大体こんなもんか・・・


バーキングで240番のベルトで均す。

あとは手でペーパー掛ける。機械を使うのは必要最小限に・・・


 

2020年12月24日木曜日

代表戸締役解任

 一昨日からめいを仕事が終わってから自宅(工場の上にある)に連れて行く事にした。

12年前にめいを拾った時、自宅に連れて行ったのだが、先住のじゅんがどうしても受け入れてくれなかったので、仕方がなく工場の事務所で飼う事になった。

一年後にあんこを拾って二匹仲良く工場で暮らしていたが、あんこも7月に急死してしまった。

じゅんが亡くなって工場に置いておく理由もなくなった。

ひとりで工場の事務所に置いておくのも可哀そうだし・・・

しかし連れてきたものの、昨日までは居間の炬燵に潜り込んで全く出てこなかった。

今日になってやっと慣れてきた様だ。

炬燵から出てくる様になった。


おっかなびっくりという感じで、家中を探検しだした。

この調子なら大丈夫そうだ・・・



今まで工場に住み込み勤務だったが、これからは通勤で工場長をやってもらおう。

代表戸締り役は解任だw

2020年12月21日月曜日

でっかいな

昨日は久しぶりに出猟した。

山中は雪が多くなってきた。体調が今一だったのでタツマをやらせてもらった。入りやすい場所で助かる。

タツマに着いて準備をしようとしたところ、うっかり鉄砲を雪の中に落としてしまった。

鉄砲は雪まみれになって、薬室の中にも雪が詰まってしまった・・・

この日はおそらく気温は‐10℃以下だったのだろう。スライドは凍り付いて動かないし、引き金に挟まった雪が固まって引く事も出来なくなってしまった。あっという間に凍り付いたw

銃身を外そうとしても外れず、ぶっ叩いてなんとか外すことが出来た。薬室も雪が固まって詰まってしまっていて、小枝を突っ込んでなんとか抜けた。

この日は人数が少なかったので、小さい範囲を囲った。獲物の気配は結構あった。

自分のところでも何度か「そっちに行ったぞ!」ってのが無線であったが、しかしこちらには獲物が出る事はなかった・・・

結局タツマに獲物が掛かる事はなかったが、勢子が猪を一頭獲って終わった。



勢子が獲った猪の回収を待つ間に、解体場の備品になってるナイフを研いだ。


猟仲間のナイフも研ぐ。

鉄砲貰ったお礼にあげたドロップだが、大分研ぎ減ってきた。昔作った今一な出来の物だが、使ってくれてるのは嬉しい。


酷使されてシースもぼボロくなってきたが、まだしっかりしている。


新人ワンコも活躍しているw


猪が回収されて来た。なんか凄くでっかいぞ・・・


現場で内蔵は取りだしてあったが、えらく重かった。おそらく100㎏ちょっとある雄猪だったんじゃなかろうか。

もともと猪の少ない猟場なので、ここまで大きい猪見るのは自分は初めてだった。

ここ数年疥癬の流行があったり、昨年からは豚コレラもあって猪はほとんど姿を消していた。

今猟期は猪が猟場に戻ってきた様だ。多分何処からか流れてきたのだろう。


雄猪だが肉質はよさそうで脂もよく乗っていた。

まだ発情期に入っていないからいいのかもしれない。



 解体中に20番のスラッグが出てきた。レッドバードみたいだな。

勢子の話では、ワンコが鳴いてるので見に行ったら、20mぐらい先に「毛の生えた岩」(?)があったそうだ。

とっさに構えたら突然走り出して慌てて撃ったらしい。ワンコに吠えられてもじっと動かなかったので、猪が岩に見えたらしいw

猟期も1/3すぎてしまったが、また猪が獲れる事を期待して残りの猟期を楽しみたい・・・


2020年12月17日木曜日

ヒルトのピン

ヒルトを取り付ける。

先ずはピンを用意する。ニッパーで切る。

切ったままでは加工硬化しているので・・・

削り取っておく。

加工硬化したままかしめると、頭が割れやすい。

念のため半田ゴテでピンの先を焼鈍しておく。

バーナーで全部焼鈍してしまうとピンの強度が下がる。ピンは線引きで加工硬化している。

鈍すのはかしめる時に頭が割れるのを防ぐため。銅合金なので200℃ちょっと加熱すれば、加工硬化を和らげる事ができる。

大体1.5㎜程度出るぐらいの長さにしている。

脱脂してから接着剤(金属パテ)を塗布してヒルトを取り付ける。

取っ掛りはバイスで少し潰してから・・・

ハンマーで少しずつかしめる。

割れ防止に途中念のため半田ゴテで焼きなます。

余程ヒルトが小さい場合を除いては、ピンは2.5㎜径の物を二本打つ様にしている。
使ってみると分かるけど、タングは意外とたわむので、ハンドル材に押されてヒルトが歪む事がある。
余程乱暴に使わない限りそういう事は稀なのだが、念には念を入れたい。


工場長のめいは寒くなってきてからは、人の上によく乗る様になった。
夏にあんこが亡くなって独りぼっちで寂しいのかもしれない。
しばらくしたら夜は自宅に連れてく事にしようかな・・・



 

2020年12月13日日曜日

ハンドスケルペル

ハンドスペルケル出来た。


ブレードはRWL34で、今回は硬さ重視で低温焼き戻しでやってみた。

HRcで63.0だった。普段は高温焼き戻しでやっているが、低温焼き戻しは1~2程度硬くなる。

ハンドルはレッドリネンマイカルタを使った。ブラックスペーサーを入れてある。

赤いマイカルタは結構好きだw

3.5㎜の鋼材でブレードは削り抜いて実質2.6㎜厚になってる。


ポーチタイプのシースだが、なるべくコンパクトに作った。

これぐらいの大きさならば、ベルトに差さずともポケットに突っ込んでおいても、それほど邪魔にはならない。

鹿猪の解体にも十分使えるし、家の中で日常に使ってもいいと思う。



 

2incケーパー

相田さんデザインの2incケーパー。

この前にご注文で作ったのが気に入ったので、もう一本作ってみた。

ブレードはRWL34で粘り重視の高温焼き戻し。


この前のはハンドルにスネークウッドを使ったが、今回はアイアンウッドを使ってみた。

なんて事の無い模様の物を使ったが、このぐらいの方がシンプルで好きだ。


鋼材は3.5㎜の物を使って、ブレードは背側を削り抜いて実質2.6㎜厚にしてある。

切先は薄いので無理な使い方はできないが、日常のちょっとした事に使うにはこのぐらいがいいと思う。



 シースはポーチタイプで、なるべく細身に作った。

ちょっとゴッツイが、やはりシースはしっかりした物を付けたい・・・



2020年12月12日土曜日

頑張った・・・

今朝じゅんは息を引き取った。
最期は抱いた腕の中で静かに逝った。
たまたま今日が休みでよかった。じゅんはそれまで頑張ってくれたのかもしれない。
昨晩からもう駄目かって状態だった。朝まで持たないかなとも思っていたが、今朝まで静かに眠っていた。
今日か明日かと見ていたが、急にむせる様なしぐさをしたので、抱き上げて様子を見ていた。
それまで光のあった目が急に曇りだした。もう最期だと分かった・・・
胸に耳を当てたが、鼓動はすぐに聞こえなくなった。10時20分ぐらいだった。
まるで静かに寝ている様な死に顔だった。

昨日すでに自分で歩く事は出来なくなっていたが、天気が良かったので抱き上げてちょっとベランダを散歩した。
あまりやつれる事もなく、毛並みも最期までよかった。

一昨日の日中から食事が喉を通らなくなり、それまでかろうじて自分で飲んでいた水も飲めなくなっていた。
今週の初めまでは、もしかしたら持ち直すかとも思ったが、やはり限界だったのだな・・・
それほど苦しむ様子もなく、ここまで持ってくれただけでも有難い。
この二週間ずっと寝ていたが、トイレには自力で行って決して粗相はしなかった。
寝ているその姿は何か凛とした佇まいだった。
最期まで強気な娘だったな・・・



先月の中旬までは元気だったので、なんとも残念な気もするが、19歳と半年ほどだったので大往生であったろう。
来年20歳で、あと数年は大丈夫だと思っていたのだが・・・

ファイルを漁って出てきた。6歳ぐらいの頃か・・・


これも6歳ぐらいかな。

これは7歳の頃だったか・・・

これは12歳ぐらい。
最盛期は体重5㎏ちょっとあったが、2年ほど前から落ちてきて最期は3㎏程度になっていた。
歳相応だったのかもしれないが、歳の割にはそれほど老けた感じはなく、若い頃と雰囲気は大きく変わった感はなかった。


これは14歳ぐらいかな。
じゅんは2001年の6月20日に、まだサラリーマンをやってた頃に帰り道で拾ってきた。
4匹の同じ茶トラのきょうだいが捨てられていた。そのまま通り過ぎようとしたのだが、一匹だけついて来たのがじゅんだった。生後一か月経つかどうかの子猫だった。
拾った時から気性が強く、気に入らないと「フッ!」と唸ったり、猫パンチを繰り出して驚いたものだった。なんともわがままな娘だった。

これは去年ぐらいかな・・・
一昨年亡くなった親父殿の命日が今月の2日だった。親父殿もじゅんを可愛がっていた。
あの世で親父殿のところに行ってくれる事を祈る。
じゅんはいい猫だった。じゅんのおかげで豊かな人生を送れたと思う。
ありがとう、じゅん。安らかに眠れ・・・