2021年6月26日土曜日

今年のあんず

今年もこの季節がきた。注文していたあんずが届いた。

今年は不作との事だったが、届いたあんずは大粒で出来はなかなか良かった。

あんずはジャムにする。先ずは水洗い。


あんずはくるっと切れ目を入れると簡単に種が取れる。


グラニュ糖と混ぜて煮る。あんずの重さの半分の分量にする。

弱火で煮てると浸透圧で水分が出てくる。


ある程度煮えると灰汁がわんさか出てくる。


灰汁を取りきって、煮汁に透明感が出てきたら出来上がり。
湯煎したビンに詰めて、とりあえず一回目終了。

鍋の容量の関係で、一度に作れるのは3㎏ちょっと分。あんずは10㎏あったので、3回に分けて作った。朝からやって、終わったのは夕方だった・・・

毎年の恒例だが、これを作ると夏になったなという気がするw



 

2021年6月22日火曜日

和包丁の柄の挿げ替え

ちょっと前に知人からのご依頼で、和包丁の柄の挿げ替えをやった。
鋼材は分からないが、合わせでしっかりと鍛造で作られたいいものみたいだ。

長年の使用で中子が腐食して柄が割れてしまっていた。

とりあえず柄を抜いてみる。
中子の状態が分からないので、柄の割れ目に沿って慎重にこじって少しづつ割って行った。

思った通りかなり錆びていた。

錆びを落とす。
熔接で継ぐ必要があるか思ったが、なんとかなりそうだ。

ブラスト掛けた。
大分痩せきているが、まだ十分使えそうだ。

柄はどうしたものかと悩んだ。
腐りにくいマイカルタがいいかとも思ったが、和包丁にはどう考えても合いそうにない・・・
色々考えて紫檀に口金を付ける事にした。
銅合金のヒルトを付ける事も考えたが、中子の長さがどうしても足りない。
柄の先端に口金を巻く構造にした。
口金は当初真鍮版をロウ付けか熔接で作ろうかと思ったが、銅パイプがあったのでこれを使う事にした。

銅パイプを焼鈍して、先端は叩いて絞る・・・

中子に合う様に絞った。

紫檀に接着・・・
してみたが、何か太すぎただなw
それに先に刃に取り付けてしまうと、柄の整形がやりにくい事に後になって気が付いた・・・
これは気に入らないから、やり直しw

という訳で、もうちょっと細く作り直す。

口金を接着する。
前は絞って中子にぴったり合わせるつもりだったが、よくよく考えると刃と口金が接触していると電蝕が起きそうだ。
やっぱり単純に柄の前端はエポキシ接着剤を充填する事にした。

整形した。

バーキングで磨いた。

中子を挿す穴をあけて接着する。
固まったら桐油を塗って乾かして磨く・・・

出来上がった。

銅の口金は、本当なら錆び付けすればよかったのだが、自分にはそういった技術がない・・・
自然に錆び色が付いてくるのを期待したい。

それほどいい紫檀の材ではなかったが、磨いた質感は悪くはなかった。

柄の前端はエポキシ接着剤を充填しただけだが、案外これがシンプルでよかったかもしれない。

どう作るかと悩んで時間が掛かってしまったが、なんとか出来上がった。
なかなかいい包丁なので、自分が柄の挿げ替えをやっていいものなのかとも思ったが、お渡ししたら喜んでもらえたのでほっとした。
たまにはこういったものもやってみると面白いねw

 

2021年6月17日木曜日

マタタビ採ってきた

先週の土曜日に赤城山から日光を回った時に、赤城山のふもとでマタタビを見つけて採ってきた。工場長は大喜びだったw


今日はたまたま仕事で山梨の大月まで行ってきた。檜原村を通りかかった時にマタタビを見つけた。


今の時期のマタタビは葉っぱが所々白っぽくなっているので、注意していると見つける事ができる。

よくは分らないが標高500m前後に生育している様だ。あまり高い所にもないし、300mより低い所にもないみたいだ。大体300~600mの標高が生育範囲なんだろうか・・・


花が咲いてた。なんかお茶の花に似ているな。

この時期がから見つけやすかったが、実が生る頃に見つける事ができるんだろうか・・・



 葉っぱを沢山採ってきた。

当分工場長が楽しんでくれそうだw

2021年6月4日金曜日

梅漬けた

追熟してた梅がいい具合になってきた。これは梅干しにする。


先ずはよく洗って・・・


水気を切ってヘタを取りながら樽に詰める。上から塩を振る。



 隙間なく詰めたら、落し蓋をして重石を載せる。

梅10㎏に塩は2㎏とした。いつもよりちょっと塩が多め。

うまく梅酢が上がってくるだろうか・・・

2021年6月1日火曜日

梅酒作る

日曜日に親戚のところから梅を貰ってきた。

今年は数がちょっと少ないが、実の出来はなかなかいい。

とりあえず梅酒を作ってみる。


よく洗って水気を切って、キッチンペーパーで拭き取りながらヘタを取る。


瓶に梅と氷砂糖を入れてホワイトリカーを注ぐ。

梅2.5㎏、氷砂糖500g、35度のホワイトリカー2升とした。

とりあえず数年放置・・・