2021年2月23日火曜日

3.5incフィールド&ストリーム

3.5incフィールド&ストリーム。これは好きなモデルでよく作ってる。
どちらかというと釣りに使うのにいい様に思うが、普段家の中で果物ナイフ代わりに使ってみるのもいいかもしれない。



ブレードはRWL34の高温焼き戻し。3.5㎜厚を実質約2.6㎜に削り抜いてある。

ハンドルはブラックキャンバスマイカルタにエビ茶色のスペーサーを挟んである。
キャンバスマイカルタは使い込んで表面が風化してくると、繊維が毛羽だってくる感触がいい。独特の手触りになるんだなw

ヒルトは圧延材の真鍮を使った。ハンドルの色合いと合ってると思う。

シースは自分としては標準的なダブルステッチにした。
革シースは経年変化が楽しめるのがいいw
 

3incセミスキナー

3incセミスキナーは久しぶりに作ったかな・・・
狩猟以外でも使い勝手がよくて好きなモデルだ。
ブレードはRWL34で高温焼き戻し。3.5㎜厚の鋼材を実質2.6㎜に削り抜いてる。

ハンドルはレッドリネンマイカルタにブラックスペーサーを挟んでる。
赤いリネンマイカルタは落ち着いた色合いで、縞模様もきれいに出て好きだ。

ヒルトはニッケルシルバー。変なこだわりで快削材でなく圧延材を使ってる。一般(?)にヒルト用に売ってる真鍮ニッケルシルバーの棒材は、鉛を僅かに含有してる快削材なんだ。
真鍮もニッケルシルバーも磨いた質感は快削材より圧延材の方がいい様に思う。

シースは気分でトリプルステッチにしてみた。セミスキナーには合う気がする。
無駄にゴッつくなるが、縫い締める事で丈夫になっていいと思う。手縫いは手間ではあるが、革を縫うのは好きだw。
 

2021年2月21日日曜日

味噌作った

親戚から大豆を貰った。秩父の山奥で栽培されてた品種らしい。

無農薬なのが有難い。せっかくなので味噌を久しぶりに作ってみる事にした。


とりあえず水洗い。


一晩ミネラルウォーターに漬けとく。


水に漬けると倍ぐらいに膨らむ。

圧力鍋を使って蒸す。加圧してシューシュー音が出始めて10分程度待って火を止める。2~30分待って減圧したら蓋を開ける。摘まんでみて簡単に潰れればOK。


以前は麹も自作してたが、めんどくさいので買ってきた。


麹を塩切する。




蒸しあがった大豆を潰す。潰しすぎずに、ちょっと粒が残った方がいい。


塩切した麹を混ぜる。粘度調整にミネラルウォーターを加える。


酒粕を混ぜる。味噌の発酵には酵母も必要なのだが、通常積極的には酵母を入れる事はない。

おそらく天然酵母と称する自然環境に漂う浮遊物(要は埃の類w)に付着してるものから来るのだろう。

酒粕には酒用の酵母が残ってる。これを利用する訳だ。発行の初期段階で有用菌を繁殖させれば、雑菌の繁殖を防げて腐敗を防ぐ事ができるはずだ。

酒の製造も昔は蔵付きの酵母を利用していたが、今は培養した酵母を使っているのもそんな理由なんだろう。


おにぎり程度の大きさの味噌玉にして、樽に投げ入れる。空気が入らない様にするためにこの様にする。


いつもならこの上に少し残しておいた塩を撒くのだが・・・


今回は古味噌を表面に塗りつけた。この味噌は10年物だw

10年経って真っ黒になったがカビも生えずにまだ食える。味噌って腐らないんだw


表面のラップを張って出来上がり。


味噌は二回に分けて作った。二回目はこの麹を使った。

何か粒が細かくて変だなと思ってたら・・・

酒蔵が作った麹だったんだなw

酒用の精米だから粒が細かかった訳だ。味噌に使うにはもったいなかったかもしれない。

もうちょっと買っとけばよかったw



 今回は大豆725g、麹1㎏、塩450g、酒粕200g、水600㏄の分量で作った。

夏を越して秋過ぎれば味噌になるが、二年は置いた方が美味い。

途中かき混ぜる必要もなく、放置プレイで問題なしw


2021年2月15日月曜日

今猟期もおわり・・・

昨日は今猟期最後の出猟だった。先週の日曜と同じ猟場で、今回は上の方のタツマに入った。

勢子が動き始めるも、無線が届かなくしばらく状況が分からない。下の方のタツマで獲物が出たらしいが、切られた様だ。

ずっと動きはなかったが、すぐ下のタツマから「上の方を11頭の群れが通てく~」と無線が入る。11頭?・・・!

警戒しているがなかなか来ない。すぐ下のタツマとはそんなに距離がないので変だ・・・

大分時間が経って、正面の斜面の左の方からガラガラと石が落ちる音がした。目を凝らすと立ち木の間を鹿がちらちらと見えた。急斜面の足場の悪い所を10頭ほどの雌鹿の群れがゆっくりと横切ろうとしている。

銃を構えるが遠い。100m以上あった。どうするか?・・・と思ったが、正面に見えた以上撃ってみたいw

一発、二発と撃ってみたが、距離もあるし立木もあって、やっぱり中らない・・・

鹿の群れは足場が悪くて走れないのだろう、そのままの速度で横切って見えなくなった。

このまま行くと上のタツマに掛かるはずだ。無線で群れが行った事を伝えるが、一向に銃声は聞こえない・・・しかししばらくガラガラと崩れる音がしていた。何処かで止ってる?

勢子が近づけば出てくるかと思ったが、正面の斜面に勢子が来ても鹿は出なかった・・・何処行った?

結局鹿の群れは途中で斜面を登って切った様だ。んん・・・撃つべきではなかったか・・・

この日は結局序盤で勢子が撃った鹿一頭だった。


罠で獲った鹿が一頭来てた。鹿のお尻って白くてきれいだな。これに向けて撃っても中らないんだよなw


スキナーを久しぶりに使ってみた。何年か前にJKGのコンテストで優秀賞を貰ったやつ。

思ったが普通にラブレススタイルのドロップやセミスキナーの方が使いやすいw

ラブレスのデザインってのはそれだけ優秀なんだ。変に凝ってデザインしたところで、これに勝るものはなかなかできない・・・


今猟期もこれで終わった。今期は自分では一頭も獲れなかった。しかし最後に獲物に向かって撃てたからいいかw

今期も事故もなく猟を楽しめた事を、山の神様に感謝します・・・




 

2021年2月12日金曜日

今回も何も見ず・・・

昨日の出猟。日陰は雪が残っているが、大分雪は少なくなってた。

小人数だったので、比較的高い場所を小さ目に囲う作戦になった。今回もタツマをやった。

勢子が入ってしばらくは動きはなかったが、近づいてくると鹿の群れがいくつかのタツマに掛かった。

自分のとこにも「下に来るぞ~」と無線が入ったが、構えて待ったが結局来なかった・・・

しばらくして下の方のタツマで5発銃声が立て続けに聞こえて、さらにもう一発鳴った。

そのうち勢子もタツマまで来て解除となった。この日は鹿3頭獲れた。少人数の割には成果はよかった。しかし以前のやたら獲れた時から比べると、獲りにくくなったのかな・・・



久しぶりに鹿角インプルーブドのドロップを使ってみた。鹿角ナロータングは軽くていいなw




新人ワンコもなかなかの顔つきになってきた。よく活躍しているw


猟仲間から預かってきた。鉄パイプに使い古しの鉄工ヤスリを熔接して作った袋ナガサもどき。

ヒルトを付けてほしいとの事。滑り止めに使うのでなく、棒に挿して使った後に抜けなくなって困るので、叩いて抜くために付けたいと・・・鉄片熔接してやればいいか。



 こんなの作ったんだっけかな・・・

熱処理は」ドラさんにやってもらった。研ぐと刃紋がなかなかいいんだよなw

2021年2月8日月曜日

撃てなかったけど・・・

昨日の出猟。この日もタツマをやった。雪はほとんどなくなっていた。

二年ぶりぐらいに行った猟場だった。数年前の台風で谷底が流されて様変わりしていた。

タツマに行く途中で鹿を見た。逃げてく白いお尻が大きく見えるのだが、大抵撃っても中らない・・・行っちまったと見ていたら、反対側の斜面にももう一頭いた。

猟仲間と「打て撃て!」と鉄砲の銃カバーを剥がしてるうちに逃げてった・・・用意してないうちじゃ仕方がないw

今回入ったタツマは斜面を下から上の方を狙う位置で、微妙に撃ちにくそうなところだった。見通しはそれなりにいいのだが、射程も微妙に距離がある。散弾銃だときつい・・・



獲物は結構いた様で、勢子の出会いも多かったしタツマにも結構かかった。

しかし自分のいたタツマには獲物は来なかった・・・結局獲物を見れたのは最初の鹿二頭だけだった。

この日は鹿が7頭獲れた。雪がないのでほとんど現場で解体して回収してきた。撃てなかったけど大猟だったからいいかw



 猟仲間に頼まれて作ったシースは使い込まれていい感じになっていた。

革シースは使い込むほどに味が出ていいなw