2020年8月28日金曜日

重さじゃなくて厚さなのか・・・


 買った革の裏に書いてあった。

社長は面積当たりのオンス表示の重さだと言っていたが、どうやら革のオンスというのは重さの事ではなく厚みを指す様だ。

1オンスが0.4㎜を指すらしい。

8/9ozとは8~9オンスという事で、3.2~3.6㎜の厚さだよって事なんだな。

https://www.lovelessknives.com/product/sheaths/

この中で「8~9オンスの厚手の牛革・・・」って記載がある。一体どういう面積の重さ何だろうか?と思っていたが、何の事はない厚さの事だったんだな・・・w

8〜9オンスの厚手の牛革〜9オンスの厚手の牛革8〜9オンスの厚手の牛革

2020年8月24日月曜日

ブルハイドのダブルショルダー

シース用の革買った。

2年前に買ったのがもうなくなってきたので、今回もマトリックスアイダから買った。

これはブルハイドのダブルショルダーなんだな。

大きさは大体150デシぐらいみたいだ。この一枚で大小合わせて30個ちょっとのシースを作れる。

国産のヌメ革から比べるとデシ換算で倍近い値段だ。半裁は部分的に伸縮の方向性があって使えない部分が多いが、これの場合はそういった部分が少なく歩留まりがいい。結果としてお買い得なんだな。


ブルハイドってのは去勢されてない牡牛の革だそうで、生きのいい暴れん坊だったのだろう。生きてる時に付いた傷があちこちにあって、銀面は所謂レザークラフト用の革の様な上品な美しさはない。
中川さんは革の強度は銀面が7~8割持っていると言ってたが、これの銀面の強さは国産のヌメ革から比べると非常に高い。ポーチタイプのシースを作るには型崩れせずヘタリにくくていい。シースは銀面の強い革を使わなければいけないんだな。
銀面は硬く強いのだが、逆に床面はしなやかさがある。この弾力がポーチタイプには都合がいい。単に硬い革では駄目なんだ。

 実際使ってみるとその良さは分る。

アート的なシースもいいが、道具である事にこだわりたい。
使えば傷は付くし汚れてもくる。
そんな変化も楽しめばいいのさw

2020年8月23日日曜日

とりあえずまとめて・・・

このところやった事のまとめ。

一本熱処理上がり。


磨いて名入れして仕上げのヘアライン引く。


ヒルトの取り付け。


もう二本も熱処理へ。


ハンドル準備。

スネークウッドだが、スペーサー貼ったらひび割れてきた。

瞬間接着剤を浸み込ませて固めた。とりあえず大丈夫そうだ・・・


ハンドル接着した。


バーキングで粗削り。


二本も熱処理から上がってきた。



ブレード磨く。


名入れしてヘアライン引いた。


このハンドルも悪くないな。

もうちょっと磨きは続く・・・


工場長の毛をむしった。

しばらくブラッシングさぼってたから、えらい事になった・・・



 まだ暑い日は続くね・・・


2020年8月12日水曜日

下界は暑いが・・・


峠を越えて山梨の塩山まで行ってきた。
下界はえらい暑さだが、山の上はとても涼しいな・・・

桃を買ってきた。

B級品で㎏当たり200~300円程度。

全部で2千円だった。

ソルダムはジャムにする。
皮の色合いは見栄えが悪いが、中身はきれいな紫色だ。

実離れが悪く、種は実を削いで外す。


使う実の重さの半分の分量でグラニュ糖を加えて煮込む。

煮崩れてきたら出来上がり。
あんずはえらく灰汁が出るが、ソルダムはほんの少ししか出なかった。

湯煎したビンに詰める。

出来上がった。
ソルダムは適度な酸味ときれいな色合いが好きだw

 柳沢峠を下りてく途中でわらび餅買ってきた。
なかなか美味いな・・・

2020年8月8日土曜日

熱処理条件の違い

3incセミスキナー出来た。
ハンドルはブラックキャンバスマイカルタにエビ茶色の薄目のスペーサーを入れた。
たまに真鍮をヒルトに使うが、ハンドルによっては色合いが映えていいかもしれない。
ブレードは3.5㎜厚のRWL34を削り抜いて、実質2.6㎜厚にしている。
今回は熱処理条件が手違いでD2の条件になっている。
硬さはいつもの高温焼き戻しでやった場合とほぼ同じで、HRcで61.8だった。
念のため金属顕微鏡で組織観察したが、全く問題なかった。(条件的に問題がない事は分っていたが)
何が違うかというと、D2の条件だと焼入れ温度が低く、焼き戻しの温度がやや高めになっている。
ATS34とCRMO7はちょっと特殊で、焼入れ温度がD2などから比べると高い必要がある。(Mo含有が多いから炭化物が固溶するのに温度が必要なため)
マトリックスアイダの熱処理だとATS34とCRMO7はD2などとは別の炉で焼入れするそうだ。D2は焼入れ温度が低めでないと過熱組織なってしまう。
ちなみにATS34は二次硬化する500数十℃の焼き戻しで、CRMO7は硬さを稼ぐために160℃近辺の極低温の焼き戻しになっている。
D2の焼き戻し温度はダイス鋼の硬さと靭性のバランスの取れる200数十℃近辺になっている。
自分の場合RWL34やSPG2を高温焼き戻しでやる場合は、マトリックスアイダでATS34の条件でやって、低温焼き戻しの場合はCRMO7度条件でやっている。
RWL34は高温焼き戻しでHRcで61~62、低温焼き戻しの場合だと63~64になる。
RWL34のD2の条件だとどうなんだろうか?・・・焼入れ温度が低めなので固溶する炭化物は減るはずだ。硬さが高温焼き戻しの場合と同じでも特性に差はあるかもしれない。
しかしどちらがいいかは微妙だ。そもそも差を感じるほどの違いなんて分からないかもしれない。
いずれにしろ手違いで意図した熱処理条件になっていないので、これは表には出せない。
自分のコレクションにでもするか・・・
 なかなかいい出来ではあるのだが、まあ仕方がない。
こうやって自分用がたまに残るのも悪くはないかw

2020年8月3日月曜日

梅雨は明けたのか・・・?


休みに気晴らしに出かけてみた。
カブト虫に乗るのも実に9か月ぶりだった。

梅雨は明けたんだろうか・・・
エアコン無いクルマなので、まだ涼しかったから助かったw

今日になって蜂を見たら様子がおかしい・・・全く出入りが無くなってた。
休み前に妙に騒がしかったので警戒はしていたのだが、案の定逃げられてしまった様だ。
しかし貰ってきてから2か月ちょっとだったが、よく持ってたと思う。
アカリンダニの影響と思われるが、群は全く伸びる事なく小さいままでずっと来ていた。
いつ消滅してもおかしくないと見ていたが、やっぱり駄目だったな・・・

そのまま放っておいてもスムシに食われるだけなので回収してみた。
僅かばかりに蜜が溜まっているが、おそらく糖度は低いだろう。

巣箱は元に戻して待ち箱として置いておく。
入ってくれないかな・・・w