2024年6月29日土曜日

AIと問答








 

このところchatGPTってので、鋼や熱処理について問答して楽しんでいる。

よく出来たもので、たまに間違える事があるが、概ね正しい回答を出してくる。間違えを指摘すると素直に認めて正しい答えを出してくる。

刃物鋼や工具鋼について案外詳しい回答が得られる。国内だとこの辺の書籍自体が少ないのだが、海外の資料を基にしているのだろう。


chatGPT自体が海外のものだから、自動翻訳で回答しているのかと思ったら、一応日本語で直接対応しているらしい。ほぼ人間と会話をする様にやり取りできて大したものだと思う。

まだAIとしては原始的な段階なのかもしれないが、今の段階でも使い方によっては非常に便利なものだと思う。

しかし必ずしも正しい訳ではないので注意は必要だ。問答をしているとわざと間違えているんじゃないか?という事がある。こちらを試しているのではと勘ぐってもしまう。

ある程度分かっていて、復習のつもりでやるのがいいのかもしれない。ヘタなナイフメーカーと問答するよりは明解で面白いw




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2024年6月26日水曜日

楽しみの一つ


先週の土曜日に蜂飼いの師匠と一緒に、日本蜜蜂の巣を回収してきた。
一昨年ぐらいに隣町の住宅の古井戸に巣が出来ていて駆除の依頼があった。
古井戸の15cm角ぐらいの空洞に巣が出来ていて、この時はどうにもできなかったので、重箱の底板に穴をあけて、古井戸の上に被せておいた。上手くすれば重箱に巣板が出来て、こちらに移るだろうと考えた。
それからすっかり忘れていたら、最近になって蜂が盛んに出入りしてるからどうにかしてくれと連絡があった。
状況からすると、元々あった古井戸の巣はいったん絶えてしまったが、今年の春先に何処かで分蜂して、置いてあった重箱の巣に新たに入った様だ。

古井戸は上から覗いたらこんな感じだった。古い巣板が残っていたが、掻き出してしまった。
ここは蓋をして蜂が入らない様にした。

蜂は重箱ごと回収して、うちに持って帰った。
日本蜜蜂を飼うのは久しぶりだなw
とりあえず女王が逃げない様に出入口にはトラップを付けておいた。
これは蜂を飼ってる猟仲間が作った物で、働き蜂だとギリギリ通れるが女王は大きいので出る事ができない。

数日経ったら落ち着いてきた。
蜂は盛んに出入りしている。花粉を運んできてるから大丈夫だろう。
久しぶりに日本蜜蜂が飼えて嬉しいw


 

2024年6月2日日曜日

スタンダードモデル

三本完成。今回は標準的モデルのシリーズ。

先ずは3.5incフィールド&ストリーム。細身で鋭いブレードは汎用性があって好きだ。ケーパー的なブレード形状なので、案外四つ足の狩猟にもいいのかもしれない。


ブレードはRWL34を高温焼き戻しで使った。元厚は3.5㎜あるが、削り抜いて実質2.7㎜のブレード厚になってる。

ハンドルはタンキャンバスマイカルタにエビ茶色のスペーサーを挟んでいる。ヒルトは圧延材のニッケルシルバーに、インチサイズのラブレスボルトと真鍮のソングホールパイプをあえて使っている。


ハンドル前端は絞って、後半はややボリュームを持たせた形状にしている。


シースはなるべく細身にダブルステッチにした。


次は3incセミスキナー。自分では一番よく作ってるモデルかもしれない。


これもRWL34で高温焼き戻しで使った。3.5㎜厚を削り抜いて実質2.6㎜厚としている。


ハンドルはレッドリネンマイカルタ。赤いハンドルなので黒のスペーサーを挟んだ。フィッテイングはF&Sと同じ。




これも前端は絞って後半はボリューム持たせたハンドル形状にした。


トリプルステッチにしたので、大きさの割にやや嵩張った感じになってしまったか・・・?


最後は3.5ncセミスキナー。やや大きめになるが、狩猟以外でも汎用性があって使いやすい。自分は好きなモデルだ。


これもブレードはRWL34を高温焼き戻しで使っている。元厚3.3㎜で背側を削り抜いて2.7㎜厚にしている。


ハンドルはグリーンキャンバスマイカルタを使った。スペーサーはエビ茶色を挟んだ。フィッテイングは上記二本と同じ。似た仕様を作るには、自分の場合は三本程度が効率がよくちょうどいい。それ以上になるとかえって効率悪くなる・・・


これも前端は絞って後半はボリュームを持たせいるが、身幅がある分であまり厚さを感じない。

これもトリプルステッチで作った。シースの長さはF&Sとほぼ同じだが、縫った糸の長さはちょうど1m余計に使った。

今回は久しぶりにスタンダードなモデルを作った。慣れてるせいか、これは作りやすくていいねw