メインベベルが平造りで、そこにバックベベルが削ってある。
ラブレスのファイターはフラットグラインドで作るとベベルがどうしても鈍角になるので、あまり切れ味はよくないのが悩みだった。切れ味云々のモデルではないが・・・
ホーンのこの削りなら、案外切れるものになりそうだ。
https://knifelegends.com/wp-content/uploads/2021/08/Jess-Horn-3-4-SF-Mammoth-ww.jpg
このモデルを元にした。シースナイフにして、ホーンのブレードを使って楽しむってのもよかろう。
ラブレスのstiff hornってのは畳めないホーンっていみがあるらしいが、neo stiff hornと称してホーンのフォルダーをフィックスド化してみるのも面白そうだと考えた。
2.6mm厚のRWL34を、今回は低温焼戻しで使ってみた。
鳥猟や釣りに使ってもいいのかもしれないが、ポイントが薄いので、あまりハードには使えない。
本物のホーンはバックベベルは元の方から薄く削っているが、ラブレス的な作りにしてみたくて、テーパーに削ってみた。これはスエッジまでの長さが短くて、面が捻れて磨くのが面倒な事になった。
当初はハーフタングにしようと思っていた。次に作るならハーフタングにして、下側は黒いマイカルタを挟んでみようと思う。その方がよりフォルダーっぽく見えそうだ。
ベベルストップの位置と形状は反省点の一つだ。
いつもは2500番のヘアラインを引くが、これは1500にしてみた。しかしまだ細かいかもしれない。
スモールファイターっていうからには、スーツの内ポケットに入れておく感じではないか?と思い、結局こんな形のシースになった。
極力シンプルにしたかったので、上蓋にはドットホックも付けなかった。
シースの形状も反省点の一つだな・・・
色々反省点はあったが、作っていて面白かった。
とりあえず今回は試作のつもりだったので、このシリーズは継続して作ってみようと思う。
手にしてみたら思わずロックリリースを探してしまうと思いますw
返信削除オールドガーバーのフォールディングハンターとか面白いかもしれませんね。
HILTS
フォルダーをフィックスド化するのって、案外いいかもしれないです。
削除フォルダーの場合、実用しようとすると汚れや強度が気になりますが、シースナイフなら気兼ねなく使えます。
フラットグラインドでヘアラインってのも生かせますしw