2025年9月23日火曜日

ニューヨークスペシャル再び


ジェス・ホーン、ニューヨークスペシャル出来た。
前回作ったものより、よりジェス・ホーンのオリジナルに近い形になったと思う。前回はラブレスオリジナルをもとに作ったので、あの形だとフォルダーとしては成立しないと思われる。畳むとブレードが収まらないと思うw


ブレードは2.6mm厚のRWL34を低温焼戻しで使った。
前回は1500番のヘアラインだったが、今回は1000番にした。やはりこれぐらいのヘアラインの方がいい。

ハンドルはペーパーマイカルタ。古いものらしい。
このマイカルタは磨き込んでも表面にざらつきが出て、ややマットな仕上がりになった。
象牙の様な透明感はないが、この質感も悪くはない。年月が経てば、いい色合いになりそうだ。


ボルスターはニッケルシルバーで、ヘアラインは800番で引いた。
ニッケルシルバーなのでどうしても擦り傷がついてしまうが、これぐらいの粗いヘアラインなら目立たなくていいと思う。
ステンレスを使ってもいいのかもしれないが、錆びる時は赤錆になる。そもそもニッケルシルバー(圧延材)の質感が好きだ。

ビンとパイプはニッケルシルバーを使ってる。
ドットホックのネジはM4のボルトを加工して使った。後で思ったがM4のネジである必要はないんだな。ジェスホーンはもっと小さいネジを使っている。M3ぐらいでいいのかもしれない。

シースは今回もジェスホーンに倣って、裏側の革の銀面がシースの内側にな様に作った。これはいまだに謎だw
前回よりちょっと細い糸を使った。これぐらいがいいかな・・・

もとネタと比較してみる。より近くなったんじゃなかろうか・・・
https://cdn11.bigcommerce.com/s-9wkbmoapx6/images/stencil/1500x1500/products/303/26016/K10361-Horn-Jess-5940__43084.1741376670.jpg?c=1&imbypass=on
象牙が使えないのは残念だが、マイカルタもなかなかいいんじゃなかろうかw


 

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2 件のコメント:

  1. 匿名2025年9月28日 20:40

    オリジナルのフォルダーに合わせた寸法にするか、フィクスドに合った寸法にアレンジするかは悩むところですね。
    ブレードの1000番のヘアラインはオリジナルのような雰囲気で良い感じですね！
    シースの表革使いは見栄えのためじゃないでしょうかw
    　HILTS

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    1. ものずき2025年10月6日 13:41

      ラブレスに寄せてみるのも案外いいかもしれないですｗ
      ヘアラインは悩みどころです。古川四朗さんに聞いたら、意外に低い番手で引いていて驚きました。
      シースはひょっとしたらジェスホーン本人でなく、別な人が作っていたのかもしれないですｗ

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