2025年12月14日日曜日

なにも獲れなかったが


 昨日の出猟。やる場所は前々回の猟場なのだが、入るタツマがいつもの場所の一つ下で、今一位置が分からなかったので組長から説明を聞いた。


タツマの位置が判然としないが、獲物の通る跡と見渡せる範囲から、いい場所を見つけてタツマとした。

タツマは半身が隠れる様に枝木を積み上げる。なるべく人間の形が見えない様にする。

勢子が動き出しても序盤は全く獲物の気配がない。中盤に上の方のタツマで銃声が聞こえるが、こちらには獲物の気配はない・・・

終盤に勢子が近づくと何度かガラガラと下ってくる音が聞こえたのだが、全く姿がみえなかった。

結局この日は坊主で終わった・・・

解除後に獲物の来る方向を確認しようと回り道をしたら、途中の登り斜面がきつく帰りに難儀した。なにも捕れなかったが、地形の確認ができたのは収穫だった。

2025年12月8日月曜日

蚤だ~

昨晩何気に見てたら、あずきに蚤が一匹着いていた。
先週出掛けた時に拾ってきたのかな・・・
まだ痒がってないし、探しても蚤の姿は見えない。
しかしあずきもあんこも、よくよく見ると蚤の糞と思われる黒い小さな粒々が僅かに見られた・・・

お医者に行って蚤取りの薬を貰ってきた。
昔からある蚤ダニに効くフロントラインがあるが、今回は寄生虫にも効くという方を処方してもらった。

使い方はフロントラインと同じで、後ろの首筋に付ければいいらしい。
注射器みたいで薬液も結構入ってる。

あずきに薬を付けていたら蚤が出てきたw

工場長のめいにも一応付けておく。
何とも迷惑そうw
10年ぐらい蚤とは無縁だったが、やっぱり油断できないな・・・










 

至近距離で

昨日の出猟。30-30の弾が手に入ったので、ウインチェスターのM94を持って行った。これの方が連射が効くし、アイアンサイトの方が自分には性に合ってる。
今回は比較的高い方の猟場だったので日陰には雪が積もっていた。
入ったタツマは目の前がお盆の様な窪地で、その先の下の方には沢が流れている。窪地の底には無数の獲物の通った跡があった。獲物が来るであろう方向のお盆の縁近くまで行って、縁の向こう側も多少見える様に陣取った。
タツマの配置が完了して勢子が動き出す。しばらくは全く気配はない。
中盤になってふと獲物の気配がした・・・と思ったらお盆の縁にヒョコっと鹿が出てきた。
距離は20mもなかった。黒い雄鹿の体の左側が丸見えの状態・・・撃鉄を引きつつ、ゆっくりと狙いを付ける。気取られるか?銃の方向を90°動かさないといけなかった。
照星と照門の先に鹿が入ったところで引金を引いた。その瞬間、鹿は縁の向こう側へ転がった。
一頭だけかと思っていたが、その後に群れが続いていた。五六頭の鹿が縁を越えず戻って沢向こうの斜面を登っていく。一発掛けたが逃げてった。
行っちまった・・・と思ったら、四五頭の鹿がさらに来てお盆の底を全速で通りすぎて行く。狙ってみるが100ⅿちょっとあって遠い。一発掛けるが向こう側の縁を登って逃げてった。その先は隣のタツマになるので無線で知らせるが、何処かを切っていってしまったらしい。


撃った鹿を見に行ったら縁の下には無かった・・・半矢で行っちゃった?と思いつつ血痕を着けて行ったら100ⅿ程行った先の沢に落ちていた。
まだ息があったので暴威ナイフで留め刺した。
それなりに大きい雄鹿だった。とりあえずはらわたを出してタツマに戻った。
しかしよく気取られなかったなぁ・・・よくよく考えてみると防寒で頭から毛布をひっ被ってたのだが、これがよかったのかもしれない。毛布で人の形に見えなかったのだと思う。鹿は色の識別がよくないらしい。
しかしあんな近くに出るとは・・・焦ったぜw

解除になってから仕留めた鹿は回収のため現場で解体した。
解体中に弾が出てきた。両肩の肩甲骨を粉砕して右肩から抜けていた。中身の鉛だけ抜けて、銅の皮だけが体に残った様だ。
しかし左右の肩甲骨を砕かれて前足はプラプラだったのに、100mも走ってるのには驚いた。
心臓が潰れていても走って行ってしまう事はよくある。余程にいいところに中らないかぎり、その場で倒す事って案外できない。
この日は4頭の鹿が獲れた。
今回の反省点としては、もうちょっと引いた位置に陣取って、群を引き付けるべきだったかもしれない。まあ確実に一頭獲るには悪くなかったのかもしれないが。どちらがよかったのかは難しいところだ・・・

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おまけ。
ドラさんのナイフみんなで使ってるよw

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