三本出来上がった。
今回はハーフタングのシリーズ。三本ほぼ同じ大きさで、3.5incよりちょっとおおきいので、呼びは4incとしておく。
先ずはドロップ。
ブレードはスーパーゴールドⅡを使った。
4㎜ちょっとあった鋼材を背側を削り抜いて、ブレードは実質3㎜程度にしている。
ハンドルはグリーンキャンバスマイカルタの厚物。ラブレスボルトはインチサイズで、ソングホールパイプは真鍮を使った。
これの面白味はフィンガーグルーブがあるところだろうか。
ラブレスの本物のハーフタングのモデルはもうちょっと薄い形状なのかもしれないが、厚物のマイカルタを目一杯使ってボリュームを持たせた形状にしている。
キリオンが低いので、シースはやや細身にできた。
これもブレードはスーパーゴールドⅡ。ドロップと同じ鋼材から取った。これも背側を削り抜いて3㎜程度のブレード厚としている。
スーパーゴールドⅡは物によって磨きにくい事がある。今回も磨きにくい物だったので、ドロップとこのユーティリティの仕上げは1500番のヘアラインとした。
ハンドルもドロップと同じくグリーンキャンバスマイカルタ。
インチサイズのラブレスボルトにソングホールは真鍮を使った。
これもハンドル材の元の厚みを目一杯使った形状とした。
シースは標準のダブルステッチ。
これはブレードにELMAXを使った。4㎜程の厚みなので、これも背側を削り抜いてブレードは実質3㎜程度としている。
ELMAXも磨き難い鋼材なので、仕上げは1500番のヘアラインとした。
ハンドルはアイアンウッド。インチサイズのラブレスボルトに、ソングホールは真鍮を使った。
アイアンウッドでハーフタング構造にするのは、上手く溝が切れるかが心配だった。やってみたらマイカルタそれほど変わらず加工できた。
溝切ると開いて隙間ができるか?とも心配したが、これも大丈夫だった。経年変化が心配ではあるが、アイアンウッドならば案外平気なのかもしれない。
ハーフタングって結構軽くなるのだが、今回作った三本は鋼材元厚が4㎜程度だったので、ハーフタングにしてはやや重い作りになってしまった。タングに肉抜きすればよかったのかもしれない。
これもシースはダブルステッチで。
ラブレスが使っていたという革を使っている。ブルハイドのダブルショルダーで、銀面が強固でヘタリにくい。国産から比べるとえらく高いが、それだけのけの価値はあるw
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