2022年11月18日金曜日

結果はいかに

鋼材支給のご依頼でCV134でラムユーティリテを作ってる。
前回の実験結果から、熱処理はマトリックスアイダでCRMO7の条件でやってもらった。

硬さを測ってみる。

前回の実験結果とほぼ同じだった。

そのままでは硬すぎるので焼戻す。
CRMO7の条件だと160℃の極低温の焼戻しらし。硬さが低めの鋼材や靱性の高い粉末鋼ならいいが、溶製鋼で一次炭化物が多いCV134だと靱性に問題がでそうだ。
200℃でさらに焼戻して硬さが62ぐらいにするのがいいと思う。
エンジンオイルで200℃まで加熱して2時間煮る。
仕事場の事務所でやったが、過熱中結構オイルが蒸発する。発火の危険があるので消火器を用意して換気を十分にする。野外でやればいいかもしれないが、外気温の影響が大きく温度を一定に保つのが難しい。風があると無理だ。

2時間煮たら引き上げて水冷。

加熱した油は酸化して焼き付く。

結果はどうか?

思った通りになった。
これも地道な実験と測定及び観察の結果だ。決して思いつきや勘でやってる訳ではない・・・

3 件のコメント:

  1. ブランクの時点でカッコ良い感じでしたが
    更に雰囲気良い感じですね?
    背中のラインがたまりません
    ハンドルは何を使用するのでしようか?

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    1. ラブレスの本物を元にしたからあまり考えてませんでしたが、言われてみると確かに背側のラインが特徴的なんですねw
      ハンドルはグリーンキャンバスマイカルタを使うつもりです。

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    2. ストレートに勝負ですね
      (笑)
      やはりスタンダードは良いですよね~ 
      自分も迷ったら
      グリーンキャンバスです

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