2024年2月1日木曜日

巻狩の楽しみ

日曜日の出猟。
今回はこの前鹿二頭獲った場所をやった。タツマも同じ場所で、ここは何度か鹿を獲ってるので、獲物の出方は大体分かってきた。
序盤の勢子がまだ遠い時に上のタツマで銃声が聞こえた。その方向を見ると一頭の鹿が自分のタツマとの間を通て小尾根に向かおうとしている。
前回はバックストップが無くて撃てなかったが、今回はよく確認して撃ったみた。雌の鹿の様だったが、撃った瞬間に見えなくなった。
そのままだと小尾根を越えて逃げられると思い、小尾根の方に走ってみたが、鹿はこっちには来なかった。上のタツマの話では戻っていったとの事だった・・・残念w

中盤で勢子が大分近づいた頃に、二つ上のタツマが「五六頭行くぞ、警戒」と無線が聞こえる。警戒してみているが、谷を挟んだ向こう側のはるか上の方でガラガラと音が聞こえる。しかし立木が生茂り全く見えなかった・・・

終盤で勢子がすぐ近くまで来た頃に、正面の斜面に鹿が一頭ちらちらと見えた。ちっと遠い・・・100㎜ちょっとあるか。
この日持って来ていたのはレバーアクションのm94だった。アイアンサイトで狙ってみるが微妙だ。
立木と藪越しになって姿がはっきりしないが雌の鹿らしい。一瞬止まったところで撃ってみた。
鹿は転んでしゃがんだ様だ。止め矢にもう一発撃った。まだ首を振ってる。もう一発撃つ・・・止まったか?
動いてるうちは位置が分かるが、止まってしまうと立木と藪で位置がよく分からない・・・


解除になってから見に行ったが、獲物の姿が何処にもない。
撃った場所には血痕があった。
所々ある血痕を辿ってみたが途中で見えなくなって分からなかった。
その先は険しい場所で探すとなるとえらい事になるので、諦めましょうという事になった。
多分近くに落ちているのだとは思うが、落ち葉の吹き溜まりも沢山あって、その中に入ってしまったら見つける事は困難だ。こんな時にワンコがいてくれるといいのだが、今はうちのグループには一頭しかいないので仕方がない・・・


まだ山葡萄の干しぶどうがあった。
案外美味いので好きだw

この日は作戦参謀たちが偵察中に獲っておいた雌鹿一頭だけだった。
結構でっかい鹿で、栄養状態もよく美味かったw


猟仲間が山崎さんのナイフらしいと持ってきた。
確かに山崎さんの物みたいだが、ブレードは日本刀の残欠の様でとても柔らかい。
分厚くて鈍角だから使い勝手は・・・?

モラナイフって新品は片切刃なのか。
これは普通に研げた。

これは返りが盛大に出る割に、返りがなかなか取れなくて、切れる刃がなかなか付かない。
鋼材が違うのか熱処理に問題がある様な気がする。
この手のも使い勝手は微妙・・・w
トヨクニ辺りで売ってるんだっけ?
白紙か青紙の積層鋼らしい。

悪くはないのだがブレードべベルはグラインダーで削りっぱなしの様で、凸凹あって初めの頃は砥石で研ぐと、刃先が研げなかったりべベルの途中が砥石に当たらなかった。
研ぎ込んで大分マシにはなったが、まだもうちょっと研ぎ込まないといけない。
刃欠けが消える頃にはちょうどよくなるかもw

狩猟はナイフ作りの勉強と思って始めたが、猟仲間達のナイフを研がしてもらうのが結構勉強になった。
カスタム(ラブレスもあるw)から怪しげな自作まで、皆色々なナイフを使っている。
そういった物を実際どう使っているかを見るのはとても参考になる。
グループによる巻狩のいいところだと思ってる。


 

2 件のコメント:

  1. やっぱり池添さんのカスタムナイフが一番ベストって事で😊

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    1. そこは使う人の好みがあるので難しいところですw

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