2020年9月12日土曜日

とりあえず一本

シース出来て刃付けして、とりあえず一本完成。

2.5incセミスキナー。

ブレードは亡くなった武生の浅井さんが打ったR2で刃厚は約2.5㎜。


ハンドルは和鹿の白骨化した角を漿鉄で染めてみた。いい感じに染まったが、ちょっと黒すぎるか?・・・

ピンはいつもなら削り飛ばすが、なんとなくリベット風にかしめてみた。たまにはこんなのもいいかw




ちょっと残念だったのは、ハンドルの合わせ目に接着層が目立ってしまった・・・

鹿角でコンシールドタングの構造には、なかなか厄介だ。湿気の多い夏にはやるもんじゃないな。

若干心金が寄っていたので、表裏で模様の雰囲気が違う。

模様の出方見て調整すればいいのだが、そうすると形状に違いが出てしまい、また雰囲気が違う原因になる。この辺は難しいところだ・・・



 なんとなくダブルステッチにしてみたが、無用にごつくなって何だかな・・・

小さ目のモデルなので、シングルステッチで細身に作って、軽快さを出した方がよかったかもしれない。

実用ではこれぐらいの大きさが、色々使えて重宝する。狩猟だけでなく日常で適当に使うのにいいと思う。

2 件のコメント:

  1. ハンドルの合わせ面にファイバースペーサーを張るのも面白いかもしれませんね。
    逆に調整なんかが手間になりそうですがw

    ダブルステッチのシースはハンドルのワイルドな雰囲気に合ってると思いますよ。
    黒のリネンマイカルタとかだったらシングルステッチのスマートなのが良いでしょうね~

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    1. 確かにスタッグの貼り合わせにファイバースペーサーを間に入れるメーカーさんもいます。
      鹿角の場合は、そういう使い方をした方が正解かもしれないです。アクセントとしてもいいですしw

      ハンドルの雰囲気にシースも合わせるってのはいいですね。
      自分の場合どうも勢いでダブルステッチで作りがちですが、たまにはシングルステッチの細身のナイフにも惹かれますw

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