山の中は雪が多くなってきた。高い所は結構積もってた。昨年は雪が少なかったが、今年は例年並みな感じだ。
この日は人数が少なかったので、小さく囲ってやる事になりタツマをやった。
タツマの配備が終わって勢子が動き出すと、あちこちの勢子とタツマで獲物の目撃があり、銃声も聞こえてきた。
しかし自分のところには、なかなか獲物は現れない。眠たくなってウトウトしていると、ガサガサと音が聞こえて気が付く。
見ると斜面の下50m程のところを右から中ぐらいの雌鹿2頭が小走りで来た。逃げてきた様だが後ろにワンコはいない。
スライドを送って薬室にレッドバードのスラッグを込める、立木が間にあって狙いにくかったが、先頭の鹿の腹に照準を合わせて引き金を引いた・・・
しかし鹿は止まらない。二の矢は27粒、三の矢は9粒のバックショットを込めていた。距離的にも間に立木があって無駄とは思ったが、二発続けて撃ってみた。やっぱり止まることなく鹿はそのまま左に行ってしまった・・・
下のタツマに鹿二頭行った事を伝えるが、反応はななった。切られちゃったか・・・
終盤に差し掛かっても「尾根の上に猪3頭行ってる!」とか「7、8頭の鹿の群れが下りてってる~」と無線で聞こえてきた。しかしタツマで鹿一頭でこの日は終わった。人数少なかったのがなんとも・・・
解除になってから自分の撃った場所まで行って確認してきた。
よくよく見ると血痕が所々に落ちていた。
足跡を辿ってみたが、座り込んだ跡がなくそのままずっと続いていた。どうも致命傷にはならなかった様だ。初矢のスラッグが中った様だが、状況からしてかすった程度だったのかもしれない。残念・・・
雪がえらい積もってる場所で、丸のまま引き上げるには難しので現場で解体して回収した。
ハンドルがいい色合いになってきたなw
0 件のコメント:
コメントを投稿