デザインはHILTSさんの図面を使わせてもらった。HILTSさんのブログはデザインの考察がとても参考になる。
MagnaCutは中途半端に焼入れ温度が高い必要があって、当初どうしたものかと悩んだ。
実験の結果から二度熱処理するにした。
それでも硬さはHRcで59程度なのだが、耐摩耗性が異常にいい・・・磨き難いのだw
ヘアラインがなかなか引けず、仕方がないので600番で引いた。このぐらい粗いヘアラインは初めてやったが、案外いい感じにできたと思う。
耐摩耗性がいいのは確かだが、刃付けは案外難しくはなかった。シャプトンの様な研削力の強い砥石で小刃研ぎならば、案外いけるのかもしれない。但し中砥まではいいが、高番手まで研ぐのは難儀しそうだ。
ハンドルはオレンジのG10に0.3㎜のエビ茶色のスペーサーを入れた。
G10って今回初めて使った。案外加工性はよかった。マイカルタより柔らかい気がする。注意しないと磨いているとヒルトとの磨耗差ができてしまう。ガラス繊維だけあって重さがあるのもちょっと気になった。
オレンジ色のG10は鮮やかな色合いだ。人参というよりサーモンの切り身みたいだw
0.3㎜のエビ茶色スペーサーを入れてある。
ヒルトはニッケルシルバーにパイプは真鍮。インチサイズのラブレスボルトを使ってる。
でもなんかカッコよくていいなこれw
一見調理に向いてそうな雰囲気ですけど、ハンドルの垂れ角からしたらハンティング系のアウトドア全般ナイフといったところなんでしょうね。
返信削除G10って使ったことは無いんですけど、FRPのイメージからかチクチクしそうですw
HILTS
とりあえず何でも使えそうな感じがいいですねw
返信削除G10はチクチクするのが嫌だったので、なるべく皮膚に触れない様に削りました。
マイカルタより粉っぽい感じでしたw