ブローニングBLRの命中調整。三回分の射撃の記録。
先ず一回目。100mを委託で5発撃つ。
弾は308のノルマの射撃用fmjの150グレイン。スコープはビクセンの1-8×25を8倍で狙う。的の赤い点がレチクルの中心の点と重なると、ほぼ同じ大きさに見える。ドットは点灯させない。
最初の3発はいいとこに当たる?
バレルバンドかかなりキツく留まっていて、これが影響してるのでは?
温まると銃身が微妙に伸びて引っ掛かるのかもしれない。
しかし現物で検討すると、銃身のテーパーは小さすぎて思ったほど隙間ができない。
面倒くさいのでバレルバンドの内側を削る事にした。
バレルバンドは鉄製なのかと思ったらアルミで出来ていた。削ってみると銅メッキの層が出てきた。メッキを何層かして黒染めしてるらしい。
機関部のアルミも単なるアルマイトではなく、メッキ処理によるものなのかもしれない。
そういえばステンレス銃身の銀色のモデルは機関部がニッケルメッキなんて海外のサイトには書いてあったが、それは本当なのかもしれない。
銃身にペーパー巻いて削った。
とりあえず千円札が通る程度にしてみた。
台風の中えらい雨だった。
ん~、やはりバラつく。
前回3発がいいとこ当たってたのはたまたまなのか?
バラつくもののバラつきの傾向はやや小さくなった感じはする。
試しに外してみた。
纏まりが良くなった。バレルバンドがまだ影響してるのか・・・
バラつきが大きくなった。
0.5mmの厚紙が軽く通る程度まて隙間を広げた。
先台は構造上ネジの締め込みだけでは回転しやすいので、先台と機関部の間の接触面にスーパーXを塗布して組んだ。エポキシで接着するよりは後で剥がす事もできてよかろう。バレルバンドも取り付けにガタがあったので、スーパーXを塗布して付けた。
バレルバンド周りの隙間は0.7~0.8mmってところだろうか。ここまで隙間があると先台の固定に問題出ないかと思ったが、先台自体がそれなりに剛性があるのでそもそもバレルバンドが無くても問題ないのかもしれない。
よくよく考えてみると銃床も機関部からの細い鉄棒で引っ張られて固定されている。先台も基本的には同じなんだな。バレルバンド無いとカッコ悪いし、万が一の規制にもなるので付けておくw
アメリカ製なのにヨーロッパ経由でないと個人では入手で来ないのが困ったものだ・・・
当初はもっと簡単の作りのはずだったが、現物合わせでやってたら次々と補強が必要になって、出来上がったらなんだか大袈裟なものになってしまった・・・
三回目の射撃に行った。
同じ様に100mをを委託で5発撃った。
これまでの射撃の結果から見て下寄りに着弾していたので、上に8クリック調整してみた。
ん~、まだバラつく・・・?
フロントレストが先台の先端付近だった。マズルジャンプが気になったので、レストの位置を先台の中間にして、肩付けと頬付けが甘かった気もしたので注意した。それと先台のボルトの締め込みが強かったので、僅かに緩めた。
そして5発撃った。
最後の5発目は撃った瞬間外したと思ったので、これは除くと、4発はそこそこ纏まった感じはする。
委託とはいえ自分の腕もある。まあこんなところなのかもしれない。
フリーフローティング化はそれなりに効果はあったと思う。
バレルバイブレーションってのも当初は不思議に思ったが、火薬の燃焼による衝撃波は固体である銃身の伝搬は空気中の音速を遥かに超える。
弾頭は0から加速して銃口を出る間に、銃身に伝わる衝撃波は銃口で反射して何往復かするらしい。進行波と反射波で定在波が発生する事になる。
微妙な振動なのかもしれないが、弾頭が射出する間に銃口が何処かに向くので着弾のバラつきになる様だ。
少なくても悪影響のある要素は取り除いておいた方がいい。
BLRはロータリーロッキングボルトとはいえ、嵌合の滑らかさのため工差が若干大きいから、手動で閉鎖するボルト銃ほどの強固さはない。軽量の細い銃身も命中精度には不利だと思われる。
とはいえ精密射撃ではなくあくまでも狩猟銃であるので、これで必要十分なのだろう。軽量で連射が効いて、安全に扱えるというのは大きな利点だ。
ピストルグリップモデルのBLR は先台にバレルバンドがないので、おそらく箱出しでそのまま使うならストレートグリップモデルより命中精度がいいと思う。
テイクダウンモデルは構造上どうしても命中精度は期待できない。銃身内の清掃にはいいかもしれないが、案外分解して運用する事って少ないんじゃなかろうか。




























