2020年12月17日木曜日

ヒルトのピン

ヒルトを取り付ける。

先ずはピンを用意する。ニッパーで切る。

切ったままでは加工硬化しているので・・・

削り取っておく。

加工硬化したままかしめると、頭が割れやすい。

念のため半田ゴテでピンの先を焼鈍しておく。

バーナーで全部焼鈍してしまうとピンの強度が下がる。ピンは線引きで加工硬化している。

鈍すのはかしめる時に頭が割れるのを防ぐため。銅合金なので200℃ちょっと加熱すれば、加工硬化を和らげる事ができる。

大体1.5㎜程度出るぐらいの長さにしている。

脱脂してから接着剤(金属パテ)を塗布してヒルトを取り付ける。

取っ掛りはバイスで少し潰してから・・・

ハンマーで少しずつかしめる。

割れ防止に途中念のため半田ゴテで焼きなます。

余程ヒルトが小さい場合を除いては、ピンは2.5㎜径の物を二本打つ様にしている。
使ってみると分かるけど、タングは意外とたわむので、ハンドル材に押されてヒルトが歪む事がある。
余程乱暴に使わない限りそういう事は稀なのだが、念には念を入れたい。


工場長のめいは寒くなってきてからは、人の上によく乗る様になった。
夏にあんこが亡くなって独りぼっちで寂しいのかもしれない。
しばらくしたら夜は自宅に連れてく事にしようかな・・・



 

2 件のコメント:

  1. ラブレスのナイフにはヒルトピンだけステンにしてるような、色が違うのがありますよね。
    最近は、ピンの跡が見えるくらいなら、却ってそんなのも良いかなと思っていますw

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    1. そういうの確かにありますね~
      ニッケルシルバーに真鍮ピンんとかは、案外いいいかもしれないですねw

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