2024年1月20日土曜日

ハーフタングの小ナイフ

ハーフタングの小ナイフが出来た。全長約143㎜、刃長約57㎜で、いつもの小ナイフより一回り小さい。

ローコストに出来ないものかと考えて作ってみたが、手間はそれ程省けるものでないので、なかなか難しいと思った。

ブレードは10C28Mo2の2.5mm厚をほぼそのまま使った。
ヘアラインはいつもなら2500番としているが、これはあえて800番にしてみた。
案外このぐらいの粗いヘアラインもシャープな感じでいいと思った。
10C28Mo2は耐摩耗性の違いと思うが、2500番のヘアラインだと引くのが結構難しく、なかなかきれいな仕上がりにならない。耐食性のいい鋼材なので、粗目のヘアラインでいいのかもしれない。

ハンドルはブラックキャンバスマイカルタで、ニッケルシルバーのピンを打ってある。

あえてソングホールはパイプを通さなかった。

ハンドルは厚い部分で10㎜程度と、自分にしては結構薄目に作った。


シースはなるべくコンパクトに作った。チューブシースの方がいいのかもしれないが、自分は好きでないのでポーチタイプでw


フォールディングンナイフみたいに気軽に使えるシースナイフを・・・と思って作ってみた。
案外シースナイフも悪くないと思うw



 

4 件のコメント:

  1. 珍しく薄いハンドルでの製作ですね?
    タングのテ━パーはとってないですよね。
    ハ━フタングの造りでテ━パータングって製作できるのだろうか?

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    1. この大きさのを作る事自体が珍しいのかもしれないですw
      溝切はバイスの確度を調整すればいいので、原理的にはハーフタングでテーパーもできると思います。
      タングのテーパーの確度管理がめんどくさそうです。
      フライスでテーパー加工すればよさそうですね。

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  2. むっちゃ素朴で良い感じの刃物だと思う。
    これは使い易そう。レトルト開ける時にも
    刺さり易そうだし・・・シースがまた良い

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  3. ありがとうございますw

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