2024年1月21日日曜日

ウィンチェスターの造り

今日は猟に行かなかったので、鉄砲の手入れをした。

ウィンチェスターセンチネル66と言う名の銃だが、実際はM94でウィンチェスターが100周年の時にM66に似せて作った物らしい。58年前の銃なんだなw

年数は経っているが、ほとんど新銃の状態だった。銃砲店の社長は「実弾撃てる本物のモデルガンだ」と言っていた。確かにそうだなw

撃鉄のピボットのネジを外したら、引き金がユニットごと分離した。別パーツになってたとは気がつかなかった。

米国のサイトを見てるとウィンチェスター社は1964年以降は製造法が大幅に変わったらしい。これの機関部は粉末冶金でできているらしい。

おそらく64年以前は機関部や主要な部品は鍛造品を削り出していたのだと思う。

センチネル66は観察すると機関部や内部のいくつかの部品はニアネットシェイプの粉末冶金で作られている様だ。後加工を少なくしてコストダウンになるのだろう。

但し公差が大きめにしなければいけないので、作りとしては微妙な所がある。プレ64なんて言われるが、そんなところに原因があったのかもしれない。

機械部品の粉末冶金は刃物鋼の様なHIP処理をしないので、強度は鍛鋼と鋳鋼の間ぐらいなのかもしれない。エングレーバーの竹内さんの話ではウィンチェスターはとても柔らかかったそうだ。多分粉末冶金によるものだったのだろう。


実際摺動部には結構ガタがある。
しかし実用上全く問題はない。
現在米国で販売してるウィンチェスターのモデルは日本のミロクが作ってるらしい。動作が非常に滑らかなんだとか。アングルエジェクションで機関部の真上にスコープが付けられる。国内で販売してくれたらなぁ・・・

微妙に銃身のネジ込みが過ぎていて、機関部に対して照星が左に傾いている。使ってる分には全く気にはならないが、こういったところもプレ64との違いなんだろか・・・


30-30だとオクタゴンバレルは無駄に分厚く重いw
しかしヘビーバレルで案外命中精度が良くていいのかもしれない。
ガンブルーもきれいで、機関部の金メッキとよくあってる。
本物のモデルガンだと思えばいい銃だw

 

6 件のコメント:

  1. なるほど、M66はイエローボーイであって、確か機関部は
    真鍮削り出しの筈なんで、ライフル弾が撃てたっけ??と
    思ってた

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    1. あれって45口径の拳銃弾なんだっけ?
      ボルトの固定がトグルのリンクでやってるから、あまり威力の大きい弾だと、ボルトが外れちゃうかも。
      M86辺りでボルトを固定するロックバーが付いて、威力のでかい弾使える様になったんじゃないかな。

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    2. 確かSAAと同じカートリッジ。44-40とか表記されるのが
      良く判らない。.45COLTじゃ無いんだ!!とか思うw

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    3. ググってみたらライフル用に44‐40が作られて、拳銃は45コルト弾だったみたい。44-40撃てるSAAもあったみたいだからややこしいw
      どっちも微妙に似た大きさと形だから、当時の人達間違ったりしなかったのかなw

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    4. そうなんだ!!そりゃ間違いなく.45のSAAで44-40装填して
      撃って、何だかまとまらんな??とか言う人がたくさんいた筈w

      待てよ・・38SPと.357の違いが有ったら、装填出来ないか
      良く判らないな

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    5. 弾って種類がありすぎて訳わからんw

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