2022年6月13日月曜日

フィールド&ストリームとユーティリティ

3.5incフィールド&ストリーム。
自分にとっては結構好きなモデルだ。セミスキナーと同じぐらい作っているかもしれないw

ブレードは3㎜厚の10C28Mo2を使っている。
10C28Mo2はCRMO7より硬さが高く炭化物も細かいので、とてもいい鋼材だと思う。

ハンドルはグリーンキャンバスマイカルタ。ヒルトはニッケルシルバー。

スペーサーは薄目でエビ茶色を挟んだ。

シースは自分にとっては標準のダブルステッチに。
なるべく細身になる様にした。

4incはないが3.5ncよりはちょっと大きいユーティリティ。
ユーティリティってあまり作った事がなかった。HILTSさんのデザインを使わせてもらった。これはなかなか気に入ったw

これもブレードは3mm厚の10C28Mo2を使った。
クリップポイントのブレードはナイフらしさがあっていいねw

ハンドルはタンリネンマイカルタ。しばらく部屋に吊るして置いたら、表面がいい具合に焼けてきた。使い込めばさらにいい色合いになるだろう。

これもスペーサーは薄目のエビ茶色を挟んだ。
ヒルトもニッケルシルバー。
ハンドルは前端を絞って、後半はボリュームを持たせた形状にしている。全体が薄いよりはメリハリある形状の方が使いやすいと思ってる。

これもシースはダブルステッチにて。
ブルハイドのダブルショルダーはヘタリにくく耐久性があっていい。
使い込むほどに味わいが増していく。シースナイフはそういう物じゃないといけないと思ってる。
 

2022年6月9日木曜日

梅を漬ける

この前の土曜日に親戚のところから梅を貰ってきた。昨日の晩に梅干しにするために漬け込んだ。
今年はいつも採ってる木の出来が悪く、別の梅の木から採った。
それでも今一な出来で、大きさも小振りで表面に傷も多い。

先ずは水で洗う。

樽に積めていく。
なるべく隙間なく積めて塩を振る。
梅10.5kgに塩2kgの割合にした。

ラップを張って落し蓋して重石を置く。
梅酢が上がってくるのを祈るw


 残った梅は梅酒にした。
梅3㎏にホワイトリカー2升に氷砂糖の代わりにグラニュ糖を600g入れた。
氷砂糖はグラニュ糖を結晶化させて作るらしい。氷砂糖は徐々に溶ける作用がいいらしいが、どうせ長期放置プレイにするのでグラニュ糖でもよかろうw

2022年6月5日日曜日

ヒルトのピンのカシメ

ヒルトのピンのカシメって結構厄介だ。
磨いた時にピンの輪郭が出ない様にと一所懸命叩くのだが、ピンの頭が割れて上手く潰れてくれなかったりする。

ピンって線引き加工で作られているので、加工硬化で結構硬くなっている。
ニッパーで切ると断面が潰れて余計に加工硬化する。
使う時はこの部分は削り取ってしまった方がいい。

それでもピンは加工硬化で硬いので、やはりカシメている間に割れてくる事がある。
そこでピンの頭だけ半田ゴテで焼鈍しておくといい。銅合金なので200℃ぐらいの加熱で加工硬化が緩和される。カシメの最中も潰れてきて加工硬化するので、割れそうになったら半田ゴテで焼鈍す。
ピンそのものを火で炙って焼鈍す事もできるが、それだと全体が柔らかくなってピンの強度が低下する。

ヒルト本体を叩いてしまわなくても、ピンをカシメると若干ヒルトが歪んでくる事がある。
歪みがあるままハンドル材を接着すると、接続面に接着層できてしまう事がある。
軽く研磨して面を修正しておく。
 

2022年6月2日木曜日

照準調整

 

センチネル66という名だが、実際はM94。
M94はジョン・ブローニングによる改良で出来上がった、レバーアクションの完成形みたいなモデルらしい。

この前の射撃で、なんとなく感触は分かった。
やや左に着弾するので、それを直したい。
照星が中央より僅かに右に寄っている。
これを中央にすればよさそうだが、叩いて動くか微妙だ・・・

照門の方が動かしやすそうだ。
照門はバネ材を使った板金で出来ている。

動かす前はこの位置。 鉛筆で印を付けておいた。

 

 
木っ端を当ててハンマーで叩いた。はじめはなかなか動かなかったが、何回か叩いたら動いた。
とりあえずこのぐらいにしておこう。


この銃のいいところは撃鉄が外にある事。
なんか鉄砲らしくていいよねw


無駄に分厚くて重いのかと思っていたが、ヘビーバレルで案外いいのかも。
スコープ付けられれば結構よく中るのかもしれない。
次に射撃に行くのが楽しみだ。

2022年5月30日月曜日

マイカルタの反り


マイカルタって案外変形している事があるので、使う時は研磨して面を出している。

大抵結構反っている事が多い。
この面は凹状になっている。
その裏側は凸状になってる。
自分の場合、この面をタングの接着面にしている。
何故かというと、反ったマイカルタは整形すると元に戻ろうとする事があるから。
凹状の面を接着面にすると、端部が剥がれやすくなる。
ハンドルお尻は厚みがありソングホールパイプがあるので比較的剥がれにくいが、ヒルトレスのインプルーブドハンドルの場合などは先端部に隙間ができてしまう事がある。

古いマイカルタなんかは大きく反っている事があるので要注意だ。
経年変化の反りは何かの拍子に元に戻ろうとする事がある。
経年変化でさらに反りが進むより、元に戻ろうとする事の方が多い様だ。
人工材であっても経年変化による変形や伸縮はあるので慎重に使わないといけない・・・


 

2022年5月29日日曜日

ライフル撃ち初め

射撃に行ってきた。
ライフルの許可下りての撃ち初め。

30-30の弾って、あまり売ってないんだな・・・困ったもんだw

ウインチェスターM94、50mの依託射撃。5発撃ってみた。
やや左下に同痕もあって、それなりまとまっている。アイアンサイトだとこんなもんか?

M94のストックの先は真鍮版が張ってあって硬く尖っているので、肩に伝わる衝撃が凄い。12番の870で撃つスラッグより厳しいw
あまりに痛いのでタオルをガムテープで貼りつけてしのいだ。
やっぱりウエスタンスタイルで腰だめで撃つのが基本なのか?w

照門は一番下に下がっていたので一段上げてみた。このシンプルなアイアンサイトがいいんだなw

同じ様に5発撃ってみた。上下はちょうどよくなったみたいだ。
もうちょっと右に寄せたいが、左右の調整は照星を左か照門右に動かす必要がある。
アリ溝に嵌ってる構造なので、ハンマーで叩いて調整するか・・・

次は308のサコーのボルト銃。猟仲間はスコープ付きなので100mで合わせればいいとの事。とりあえず100mを依託射撃。
弾は155grのラプアの射撃用を5発撃ってみた。
はじめの一発が大分上に着弾したが、4発は上目だがそれなりに纏まってる。左右は合ってる?
今度は308の168grの猟用の弾。10発撃ってみたが、随分右下に行き纏まりも悪い・・・
元の持ち主は155grの弾がいいと言ってたが、相性の問題があるんだろうか?

サコーのボルト銃には2-7×32のスコープが付いている。猟で使うにはちょうどいいサイズなのだが、撃ってみて分かったがケラレやすくて狙いにくい・・・それにレンズが傷だらけのせいもあって解像度が今一な感じだ。
打ち付けた形跡があってズームダイヤルのところから微妙に曲がってるのも気になる。
以前使ってた410番のレバーアクションで使ってた3.5-10×50のスコープを持っている。
微妙にでかくて邪魔と思い使ってなかったが、これでも付けてみるか。
このスコープは猟を教えてくれた、亡くなったカスタムナイフメーカーの榊原さんに勧められて買った。思い出の品物なんだなw

問題は照門の土台が干渉して、そのままでは付かない。
照門は前の持ち主が「猪引っ張り出す時にロープが引っかかって無くなっちゃったw」との事。
どうせオープンサイトなんて使わないから削っちまうかw


 分解の仕方が分からなかったが、猟仲間に教えてもらった。
でもフルストック風の先台の先が変な固定のされ方になって外れない・・・とりあえず機関部バラせたからいいか。
トリガーユニット掃除したら固かったセーフティの動きが軽くなったw

とりあえず二丁撃ってみて感触は分った。
問題点を改善して、また射撃に行ってみよう・・・

2022年5月15日日曜日

3.5incセミスキナー

3.5incセミスキナーが出来た。自分には珍しくご注文での製作。


ブレードはS35VN、3.4㎜厚の鋼材を背側を削り抜いて、ブレードは実質2.8mm厚としている。

さすがに耐摩耗性のいい鋼材で、研磨には難儀した。いつもは2500番のヘアラインで仕上げるが、とてもそこまで磨く事は出来なかった。仕方がないので1000番のヘアライン仕上げとした。


ハンドルはアイアンウッドの瘤材を使った。鋼材とハンドル材はご注文主からの支給品だった。

アイアンウッドは板目や柾目しか使った事ない・・・というか、瘤材は高くて使った事がない。

瘤材は巣や細かい割れがあって処理に困った。表面に樹脂を塗って固めてしまうのが手っ取り早いが、それだと実用で使った場合に剝げてきてみすぼらしくなる。割れや巣は大きい部分だけ瞬間接着剤で処理して、磨いた後に桐油でオイル処理とした。天然材はオイル処理がいいと思ってる。

ハンドル材のブックマッチって二通りの考え方がある様だ。

自分の場合は本を開いて、その間にタングを挟むのがいいと思ってる。その場合はタングの外周から見て木目が合う様になる。コンシールドタングの場合はこうするべきだと思う。

もう一つの方法は開いた本をさらに開いて、表紙側にタングを挟む方法がある。これだと切った面が表面になるので、ハンドルの表裏で模様がなんとなく近くなる。(削って整形するので全く同じにはならない)

どちらの方法がいいかは好みの問題なのかもしれない。


アイアンウッドの瘤材も案外いいなと思った。

S35VNは研いでみると、やはり耐摩耗性がいいというのを実感する。滑らかな刃が付く様に、高番手まで研ぐのは難があるかもしれない。中砥ぐらいでザックリ研いで使うのがいいのかもしれない。ザクザク切れて刃持ちもいいと思う。


最近はセミスキナーのシースはトリプルステッチが標準になった。

セミスキナーって狩猟以外でも汎用性があって自分は好きなモデルだ。ドロップより研ぎやすいのもいいと思う。